プレスリリース「全固体リチウム硫黄電池の内部反応を高解像度で可視化する手法を確立 ―高速充放電とサイクル安定性を阻害する因子を解明―」が掲載されました。
中村教授が携わっている論文がプレスリリースされました。
【ポイント】
・全固体リチウム硫黄電池の正極内部における充放電反応の空間分布を、高い空間分解能で可視化する手法を確立しました。
・正極全体にリチウムイオンを行き渡らせる電極スケールでのイオン輸送の遅さが、高速充放電と安定した充放電サイクルの両方を制限していることを明らかにしました。
・本手法により、電池内部で実際に何が起きているかを直接捉えることが可能になり、SSLSBを含む様々な電池系の電極設計の最適化に貢献することが期待されます。
プレスリリースタイトル: 「全固体リチウム硫黄電池の内部反応を高解像度で可視化する手法を確立 ―高速充放電とサイクル安定性を阻害する因子を解明―」
プレスリリースの記事はこちらです。
論文名: “Unraveling Asymmetric Macroscopic Reaction Dynamics in Solid-State Li–S Batteries During Charge–Discharge Cycles: Visualizing Ionic Transport Limitations with Operando X-Ray Computed Tomography”
論文はこちらです。
2025.10.27



